AndroidでACIDサウンドを再現できるグルーブボックス「RD3-Groovebox」
「RD3-Groovebox」は、テクノ/ハウス/エレクトロなどで使用されるドラムマシン&ベースマシンを搭載したグルーブボックス系音楽アプリだ。
搭載されるベースマシンは、ローランドの名機「TB-303」をシミュレートした本格的なバーチャル音源で、パラメーターも同様の構成となっている。
一方ドラムマシンは6パートで構成され、キットは606/808/909/CR78/DMX/KR55/RZ1/Linnの8種類のプリセットから選択できる。16ステップのシーケンサーを使用し、リアルタイムでのパターン作成が行なえる。
パターンは各4つでループ/ランダム・モードを使用してソングを作成する。作成したソングはSave/Loadが可能なほか、「エクスポート・ソング」でWAVファイルに書き出すことが可能だ。文/ビバオール斎藤

RD3-Groovebox v1.1.5の各機能
ドラムマシーン[Beats]

[Beats]を選択すると6パートのドラムマシン画面に移る。サブメニューの「Select Kit」で8種類のアナログ/デジタルドラムマシンのキットが選択可能。6つのパートは、選ぶキットによって変化する。ここで作成したパターンはサブメニューよりコピー/カット/ペーストが行なえる。


■入力方法
四角いパートボタンを選択すると、下段の16ステップのボタンで、パターンを入力できる。タップで入力、一度タップすると解除される仕組み。「Punch」はパート・ボリュームとなっている。
ベースマシン[Bassline]

[Bassline]は、TB-303ライクな16ステップのベースマシン。フィルター部は「cut off」「resonance」「env mod」、ボリュームのエンベロープの「decay」、シーケンサーと連動した「accent」、そして「tuning」といった構成。波形はノコギリ/パルス/矩形波の3種類。
■入力方法
入力したいステップをタップし、下の鍵盤で音程を指定する。「up/down」はオクターブ指定。「accent」は指定したステップにアクセントを付ける機能で、レベルは上の「accent」ノブで変更する。「slide」はベースのスライドを再現する機能。「follow」ボタンは入力した鍵盤や音域/アクセントなどを再生中に表示する機能。
ミキサー&パターン[Mixer]

[Mixer]は、ミキサーとパターンの設定ができる。ミキサー部は左から「ベースマシンのボリューム」、ベースのみに使用できる「ディストーションエフェクト」「ドラムマシンのボリューム」から構成される。ミキサーの右の囲みは[Run]がパターンの再生/停止、その右でテンポの設定ができる。ベースとドラムのパターン部は4つずつ設定できる。パターン作成時は「A~D」のいずれかを選択する。右の再生モードは左から「ソロ/ループ/ランダム」で、ループかランダムを選択することで4つのパターン全てを再生できる。サブメニューでは、ロード/セーブ/エクスポートができ、「Setting」ではベースマシンのフィルターのHQモードなどが選択できる。
まとめ
まずベースマシンは、音質/音色/スライドなど、TB-303系のモデリングとしてはかなり本格的なサウンドが作れる。また、ドラムマシンもアナログ&デジタルの定番音色を使えるので飽きない感じだ。プリセット数は少ないのが難点だが、リアルタイムでの入力&音色EDIT時の操作性が良いのでライブ的なパフォーマンスにも十分使えるだろう。
Product Info.
RD3-Groovebox v1.1.5/mikrosonic
■価格:3.49ユーロ ■動作条件:Android 2.1以上/画面解像度480×320以上 ■ SPEC:リアルタイム・ステップシーケンサー、パターン各4つ、バーチャルアナログ音源、ドラム音源(8キット)、ソングエクスポート(WAV) ※フリー版「RD3 Demo-Groovebox」、タブレット向け「RD3 HD-Groovebox」(価格:6.99ユーロ)あり
⇒ mikrosonic
RD3-GrooveboxRD3 Demo-GrooveboxRD3 HD-Groovebox
※この記事はDTMマガジン2011年6月号掲載の「android音楽アプリ調査隊」と同じ内容です。
⇒ 作曲と音楽制作の月刊誌「DTMマガジン」














